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07/16/2016

POMPEII

よーやっと、DVDで『POMPEII』を観ました この映画が公開された頃、観たいな~ってコメントしていたんですが、、、結局観に行く時間が取れなくてそのまんまになってしまったんですよねえ・・・ そんで、先日DVDをまとめ買いした時に一緒に買ったんですよね。ストーリーは古代ローマ帝国の町ポンペイを舞台に、復讐あり、戦いあり、ロマンスあり、最後にヴェスヴィオス火山の大噴火によって町が消滅。権力と戦い続け、身分差を乗り越え、やっと自由を手にした主人公の男女も、ラストは火砕流に巻かれて消えてしまいます ちょっとだけ『タイタニック』を彷彿させますね。

ポンペイ最後の日』や『ポンペイの四日間』、『ダンテズ・ピーク』みたく、このテの古代ロマン物や自然災害物の物語では、フツーは主人公の男女はナントカ生き延びるんですが、この映画では登場人物全てがポンペイと運命を共にしてしまうのです 現代人の社会常識から見ると、ローマからやってきた元老院議員は悪の権力の象徴なので観ていて腹立たしいんですけど(『タイタニック』を観た時も同じ感想でしたが)、当時は身分格差は当たり前なんですよね。当時の社会状況とヴェスヴィオス火山の大噴火とポンペイの消滅、そして人々がどのような最期を迎えたのか、正確に再現した作品です。残酷な話ですが、現実はこのような状況だったんでしょうね

通常の火山噴火ではマグマが流れ出るパターンが多く、1991年の雲仙普賢岳の噴火では火砕流が世界で初めて鮮明な映像として継続的に記録されたそうですが(pyroclastic flowという言葉も広く周知されました)、数百度の高温のガスが時速百キロで流れ出るため、非常に危険な噴火現象です。雲仙普賢岳では有名な火山学者を含め、マスコミ関係者に大勢の犠牲者が出ましたが、プレー山の噴火は二十世紀最大最悪の犠牲が出ました。ポンペイの町はヴェスヴィオス火山からたった10kmしか離れておらず、目と鼻の先の距離でした。噴火後、町は軽石と火山灰に埋もれ、火砕流で全てが死に絶えてしまったのです。火砕流がポンペイを襲うCGシーンは、災害の多い日本に住む日本人として観ていて苦しくなりますね。

現代では、かなりの確率で噴火の予測が立てられますが、当時は自然災害を予測する手段なんてありませんから、ある日突然世界の終わりが訪れた感じだったんでしょうね。天気予報も、大雨や台風はある程度予測が出来ますから、警報が出た時点で事前の避難が可能なわけです。『POMPEII』を観つつ、まあ娯楽映画ではあるんですが、当時の名も無き人々に思いを馳せつつ、輪廻転生という現象が本物ならば、主人公達と同じような境遇だった人々が別の世に生まれ変わって幸せに過ごしていることを祈るばかりです

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