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07/23/2009

再認識

『凍死の7人は軽装、生存者は防寒上着 大雪山系遭難』→ http://www.asahi.com/national/update/0723/TKY200907220485.html

先日、北海道大雪山系で起きた遭難事故、ホントに痛ましい事故でしたね。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。なんか、遭難の状況が判明するにつれて、全てが悪い方に悪い方にと向かってしまった結果のような気がして、ご遺族の方はもちろんのこと、生存者の方の心にも深い傷を残してしまったのではないでしょうか。

目の前に座ってるカイシャのオッチャンから今日聞いた話なんですが、、、以前セミナーのオシゴトでお世話になった某社の“塩爺”似のオッチャンが、ぢつは山登りが大好きで、けっこーあちこちの山に登ってるらしく、遭難事故のあった日に一人で美瑛岳に登っていたそうです。ところが今回の悪天候は尋常じゃないと感じたらしく、風雨が顔に当たると痛くて、まるで雹混じりのようだったとか。「これはマズイ」と判断して、1,500メートルほど登ったところで諦めたんだそうです。(下り始めると同時に、家族からもケータイで「遭難者が出てるから早く山を下りろ」と言われたそうな・・・)

学生時代、「息子が登山に出かける度に心臓が縮む」と、東洋史の教授がぼやいていたんですが、、、山登りには一種独特の魔力があるという話を今、改めて思い出しました。教授の息子曰く、「そこに山があるから登る」んだとか。山を征服したという達成感と爽快感と、目の前に広がる美しい風景が混ざり合って、筆舌に尽くしがたいんだそうです。But、専門家の登山にしても、レジャーとしての登山にしても、よくよく考えると常に危険と隣り合わせなんですよね。

まあ、山登りがキライなワタシにしてみれば、なんでレジャーに行くのにしんどい思いをせねばならんのか理解に苦しむトコロなんですが、、、ワタシも一度だけ、山登りをしたコトがあります(^^;A 場所はモーゼの十戒で有名なエジプトのシナイ山で、夜中に起きて、行きを3時間半で登り、帰りを2時間半で下るんですが、頂上でワタシの連れの1人が具合悪くなったんですよね。どうしよう???って困っていたら、見知らぬ日本人学生の男の子達3人が手助けしてくれまして、、、自分のジャンパーを着せたりして付き添ってくれまして、何とか一緒に山を下ることが出来ました。

3月のエジプトと云っても、カイロ市内は日中は日本の7月の気候なモンですから、紹介してくれた旅行会社のヒトは「まあ、ちょっと冷えますから山(シナイ山)に行くならセーターを1枚持参したほうがいいかもね」程度しかアドバイスをくれなかったんですよね。ところが!!登ったところは標高2,285メートルだったモンですから「あんた自分の足で登ったコトあるの???」って思ったほど、夜は冷えました。

今回の北海道の事故でお手軽ツアー登山の危険性を指摘されてるけど、今にして思えば、あれこそ海外版のお手軽ツアー登山だったのかなと。But、シナイ山はかーなり急勾配で心臓破りで、ワタシも二十そこそこだったから、杖もなく勢いで登りましたが、今は全く自信がないですね。山登りが好きなヒトは、どこの山に登るにしても、未知の土地、未知の気候にチャレンジするワケですから、事前の準備は念入りにし過ぎるぐらいのほうがイイのかもしれません。

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